【既報関連】リオ・グランデ・ド・スル(RS)州での大水害で、ネズミなどの糞や尿からうつるとされるレプトスピラ症による初の死者が出たと20日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
レプトスピラ症は、この病気に罹っている動物の糞や尿で汚染された土壌や水が傷や粘膜に触れることでうつる急性の熱疾患だ。潜伏期は5~14日間で、38度以上の発熱、悪寒、頭痛、腹痛、腰やふくらはぎなどの痛み、結膜充血、咳などが生じる。軽症の場合は風邪のような症状のみで軽快するが、黄疸や出血、腎障害を伴う重症型を起こすと死亡することもある。