【既報関連】4月末からの豪雨で深刻な被害が出ているリオ・グランデ・ド・スル(RS)州では強い雨が降り、19日ぶりに4メートルを割ったグアイバ湖の水位が一時的な上昇を見せた。また、排水施設が部分的にしか機能していないポルト・アレグレ市では清掃を終えた地区で下水が噴き出すなど、市民の苦悩が続いている。
22~23日は120~150ミリの雨との警告は21日夜から出ていたが、23日付アジェンシア・ブラジル(1)によると、国立気象観測所(Inmet)は23日未明、RS州山間部や北西部、東部と西部の中央部、ポルト・アレグレ大都市圏、サンタカタリーナ州の西部と南部などで、強風や雹を伴う強雨が降る可能性があるから、安全確保に努めるようにとの警告を発した。