26日、2018年3月に起きたマリエレ・フランコ・リオ市議殺害事件の実行犯でミリシア(民兵)のロニー・レッサ容疑者の司法取引の内容の一部が公表された。それによると、レッサ容疑者は命令犯と目されているドミンゴス・ブラゾン容疑者から1千万ドル相当の将来的な収入と引き換えに殺害計画に加担したという。同日付メトロポレス(1)などが報じている。
司法取引の内容は26日に放送されたグローボ局の報道番組「ファンタスチコ」で、映像と共に紹介された。レッサ容疑者はその映像の中で、リオ州会計検査院判事だったドミンゴス容疑者から、リオ市北部ジャカレパグアーにあり、ドミンゴス氏と実兄でリオ市議(当時、後に下議)のシキーニョ容疑者が影響力を持つ土地の支配権を、レッサ氏らが所属するミリシア集団「エスクリトーリオ・ド・クリーメ」に与えることを条件にマリエレ氏を殺害されることを依頼されたという。