【既報関連】リオ・グランデ・ド・スル(RS)州では、4月末からの豪雨による洪水がまだ収まらない地区や新たな洪水で悩んでいる地区がある一方、水がひき始めて清掃などが始まり、被害の実態が少しずつ判明。大量のゴミ廃棄による問題も噴出し始めている。
27日付CNNブラジルなど(1)(2)によると、今回の大水害で州民らが廃棄した瓦礫やゴミは4700万トンに達し、3700万トンとされるガザ地区の瓦礫の量を既に上回っている。
この数字は、リオ・グランデ・ド・スル連邦大学水理研究所の研究者やボランティアの協力を得たMox Debris社が提供したものだ。分析によると、部分的または完全に浸水した建物は約40万棟だという。