イエスの行進=福音派のボルソナロ支持目立つ=ルーラは欠席、タルシジオ喝采=ヌーネスはサンパウロ市長選アピール

イエスの行進に参加したヌーネス市長(Paulo Pinto/Agencia Brasil)
イエスの行進に参加したヌーネス市長(Paulo Pinto/Agencia Brasil)

 5月30日、サンパウロ市で福音派の大型イベント「イエスの行進」が行われ、タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(共和者・RP)やリカルド・ヌーネス・サンパウロ市市長(民主運動・MDB)らも参加した。参加者の中ではボルソナロ前大統領の支持が依然強い様子が窺えた。また、ヌーネス氏のサンパウロ市市長選に向けたアピールも見られた。同日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
 「イエスの行進」は新ペンテコステ派のレナセル・エン・クリスト使徒教会の創設者エステヴァン・エルナンデス氏が1993年に始めて以来、毎年行われているイベントで、サンパウロ市セントロのルス駅から北部カンポ・デ・マルテ空港近くの英雄広場までを行進する。参加者数の公式発表はなされていないが、毎年数万人が参加している。カトリックに対して、新教プロテスタントの中でも中心的存在が福音派で、もっと突き詰めた宗教的体験を重視するのがペンテコステ派と言われる。

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