リラ下院議長=「話が違う」と上院に反発=法案からの課税条項削除に=ネット購入案件で一悶着 

リラ下院議長(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)
リラ下院議長(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 4日、上院で、電気自動車の法案に盛り込まれていた50ドルまでの外国産品のネット購買への課税案が削除されたことで、アルトゥール・リラ下院議長(進歩党・PP)が、「連邦政府と交わした当初の約束と違う」と困惑。その混乱から、上院で予定されていた投票が翌5日に延期となった。同日付G1サイト(1)が報じている。
 問題となった法案は、「プログラマMover」と呼ばれる、電気自動車をはじめとした環境安全性の強い車の開発や製造、販売を促進するものだ。同法案には、中国の国際ウェブサイトを中心とする、ネットでの50ドル以下の外国産品購入に対する20%の課税案が盛り込まれており、下院では、この課税案を含んだ形で承認もされていた。

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