ブルーノとドン殺害から2年=ブラジリアで記念のイベント

ブルーノ氏とドン氏の働きを覚え、讃えるイベント開催と報じる5日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部
ブルーノ氏とドン氏の働きを覚え、讃えるイベント開催と報じる5日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部

 先住民や環境保護活動家のブルーノ・ペレイラ氏とアマゾン保護などを訴えていた英国人ジャーナリストのドン・フィリップス氏の殺害事件から丸2年となる5日、先住民族省が中心となり、ブラジリアで三つのイベントを開くと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 ブルーノ氏とドン氏は、アマゾンや同地域の先住民や川岸住民の生活、彼らの生活や環境を脅かす密漁者や密猟者、麻薬や木材などの密売者の実態を伝える一方、先住民達に環境を守り、脅迫者達と闘う術を教えたりしていたが、アマゾナス州西部の先住民居住地区ヴァレ・ド・ジャヴァリを訪問中の22年6月5日、密売商人の命令を受けたと見られる密漁者らの凶弾に倒れた。

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