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岡山県人会=日系文化の多様性を表現=美術展初開催、8日から

「Okayama Gallery & Artists’ Alley」展の告知画像

 ブラジル岡山県人会主催の「Okayama Gallery & Artists’ Alley」展が、8~9日午前10時半から午後7時半まで、サンパウロ市リベルダーデ区の同会館(R. da Glória, 730)で開催される。サンパウロに根付いた日系文化の多様性を表現する作品が展示され、来場者に日系文化の魅力を伝える。
 初開催となる同展の担当をする岡山県人会の山田アレシャンドレさんは「日本移民がサンパウロで築き上げた日本への厚い信頼や憧れは、子孫の日系人のみならず、非日系の伯人も持つようになった。その結果、非日系の白人や黒人であっても、日本文化を見事に描くようになっている。今回の展示会ではサンパウロに根付いたそうした『日系文化』をご覧いただきたい」と同展に込めた思いを語った。
 今回の展示会には、ジャンル、人種、技法、年齢の異なる多種多様な伯人アーティスト17人が参加する。会場では、アーティストとの交流会や、サイン会、グッズ販売のほか、太鼓演奏、料理の販売が行われる。
 入場無料だが、チケットサイト「Sympla」の同展ページ(1)から事前参加申し込みが必要。南大河州水害被害への義援金となる有料入場券もある。会場では同水害支援のための食料品、衛生用品、清掃用品の寄付も受け付けている。

(1)https://www.sympla.com.br/evento/okayama-gallery-artists-alley-uma-celebracao-da-arte-e-cultura-japonesa/2459565

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