中国の自動車メーカー長城汽車(GWM)は、メルセデス・ベンツから買収したサンパウロ州イラセマポリスの工場で初めて生産する車両と生産開始時期を発表した。これは現地時間5日、GWMの創業者兼会長である魏建軍(ジャック・ウェイ)会長が、中国を公式訪問中のジェラルド・アルキミン副大統領兼商工開発相と会談した際に直接伝えたという。6日付UOLサイト(1)が報じた。
GWM初のブラジル国産車は、「ハーバルH6」と呼ばれるSUV(スポーツタイプ多目的車)で、組立ラインでの新しい設備のテストと調整のための試作段階の初期製品は、今年後半に生産が始まる予定だという。最終消費者に販売する製品の本格的な生産は、2025年前半に予定されている。同モデルのブラジル仕様はまだ確定していない。