ルーラ大統領=大学に55億レの投資発表=スト終結は引き続き難航か

連邦大学や連邦教育機関の学長との会談に臨むルーラ大統領(左)とカミーロ・サンタナ教育相(右)(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)
連邦大学や連邦教育機関の学長との会談に臨むルーラ大統領(左)とカミーロ・サンタナ教育相(右)(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 ルーラ大統領(労働者党・PT)は10日、大統領府で開かれた会合にカミーロ・サンタナ教育相(PT)と共に参加し、連邦大学学長及び連邦教育機関の長と会談し、経済活性化計画(PAC)から大学と大学病院に対して55億レの支援を行うと述べた。これは連邦大学の教職員らによる2カ月間のストライキ圧力の中での発表だったが、多額の拠出にも関わらず、政府と組合代表の交渉はほとんど進展しなかったと、10日付カルタ・カピタルなど(1)(2)が報じた。
 PACを通じて支払われる55億レの内、40億2千万レが教育機関に、15億レが大学病院に直接割り当てられる。

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