![連邦大学や連邦教育機関の学長との会談に臨むルーラ大統領(左)とカミーロ・サンタナ教育相(右)(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)](https://www.brasilnippou.com/wp-content/uploads/2024/06/90d85b194afab58c6db33e38d273dd3b.jpg)
ルーラ大統領(労働者党・PT)は10日、大統領府で開かれた会合にカミーロ・サンタナ教育相(PT)と共に参加し、連邦大学学長及び連邦教育機関の長と会談し、経済活性化計画(PAC)から大学と大学病院に対して55億レの支援を行うと述べた。これは連邦大学の教職員らによる2カ月間のストライキ圧力の中での発表だったが、多額の拠出にも関わらず、政府と組合代表の交渉はほとんど進展しなかったと、10日付カルタ・カピタルなど(1)(2)が報じた。
PACを通じて支払われる55億レの内、40億2千万レが教育機関に、15億レが大学病院に直接割り当てられる。