地理統計院(IBGE)が11日、5月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前月比で0・46%増で、前月の0・38%増比で加速傾向にあると発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。今年に入ってからのIPCAは2・27%、12カ月間では3・93%増で、3%+-1・5%ポイント(PP)という目標範囲内にある。
5月最大のインフレ圧力は、前月比で0・62%増となって全体を0・13PP押し上げた食料・飲料だ。特に目立つのは塊茎、根菜、野菜の6・33%増で、ジャガイモは20・61%値上がりした。