ブラジル通貨レアルは今年、対ドルで最も値を下げた10通貨のひとつとなり、7位にランクした。レアルより悪いのは、経済危機に直面しているアルゼンチン、内紛の歴史を持つナイジェリア、南スーダン、エジプトなどの通貨だが、日本円はレアルより悪い6位につけた。12日付G1サイト(1)が報じた。
この調査は、ブラジルの信用格付会社オースティン・レーティングが中央銀行(BC)のデータに基づいて行ったもので、11日の市場終了までの1年間に9・5%の下落を記録したレアルは、118カ国中のランキングで二つ順位を上げ、最も下落した国の7位に入った。