自然災害リスクは国内5位=非常事態下のポ・アレグレ市

大水害で使い物にならなくなった家具類や瓦礫などでできた山(13日付BBCブラジルの記事の一部)
大水害で使い物にならなくなった家具類や瓦礫などでできた山(13日付BBCブラジルの記事の一部)

 ブラジル地質調査所によると、リオ・グランデ・ド・スル州州都のポルト・アレグレ(PA)市は自然災害のリスクが高い自治体第5位で、地滑りや洪水、鉄砲水の危険地域が142カ所(内51カ所は非常に危険)ある。上位4市はミナス州オウロ・プレット、リオ州ノヴァ・フリブルゴ、サンタカタリーナ州ブルスケ、ペルナンブコ州グアララペスだと5月25日付R7サイト(1)が報じた。
 13日付G1サイト(2)によると、PA市はまだ非常事態宣言下にあり、北部には冠水道路が残っている。また、災害残留物に対する緊急計画がなかったため、水が引いた所には今も、使い物にならなくなった家具や瓦礫などが山のように積まれており、雨が降ればゴミで排水溝や排水口が詰まるといった問題も発生する。

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