ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)は9日、サンパウロ州アルジャー市の「ニッポンカントリークラブ」で、創立18周年記念フェスティバルを行った。コロナ禍を経て5年ぶりに対面での実施。健康体操指導員と生徒の約800人が参加し、体操を通じて体を楽しく動かすことの大切さを確認し合った。
静岡県浜松市に本部があるNPO法人全日本健康音楽研究会に学んだ川添敏江会長らが、2006年から当地で広めている。健康体操は日本の有名な曲や懐かしい曲などに合わせて行う体操で、中高年から高齢者向けのプログラム。歌謡曲に合わせて楽しく体を動かしながら、体力作りの3大要素である持久力と筋力、柔軟性の維持と向上を目指している。