コチア青年連絡協議会理事の蛸井喜作（たこいきさく）さんが11日夕方、夕食後、体調が悪くなり、自身で血圧を測っている最中に亡くなった。翌12日午後2時半、サンパウロ市ジャルジン・アヴェリーノ区の告別式場で告別式を行い、その後、ヴィラ・アルピーナ火葬場で荼毘にふされた。
蛸井さんは1936年8月10日、山形県生まれ。鶴岡工業高校夜間部卒業。1957年6月、コチア青年移民第1次9回で渡航。1971年、レフロレスタドウラOKS／A植林会社設立に参加した。
1972年、サンミゲル・アルカンジョの池内文子マリアさん（1995年死去）と結婚。
1975年、南麻州都カンポグランデ市に2・5ヘクタールの農場を購入し農場経営を行い、その後1977年にアマゾナス州に2800ヘクタール、1978年にロンドニア州に50ヘクタール、1986年にバレイラス植民地に、コチア青年37家族とともに、個人で400ヘクタールを購入（1989年撤退）、1986年にマラニョン州に1千ヘクタールの農場を購入するなど農場経営者として活躍した。
2006年、コチア青年連絡協議会事務局員の松平惠子さんと再婚した。
