RS州大水害=寒冷前線通過で強風雨再発=工業界は6割が停止状態

微小爆発で屋根などに被害を受けた建物(サンルイス・ゴンザガ市、©Casa Civil RS/Divulgacao)
微小爆発で屋根などに被害を受けた建物(サンルイス・ゴンザガ市、©Casa Civil RS/Divulgacao)

 【既報関連】4月末からの豪雨で甚大な被害を被ったリオ・グランデ・ド・スル(RS)州が15日以降、再び強い雨と風に見舞われ、家屋の崩壊や道路の寸断などの被害も出ている。
 15日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)によると、一例は同州北西部ミッソンエス地方サンルイス・ゴンザガ市で、寒冷前線の停滞と国内北部からの湿った空気の流入で大気の状態が不安定になり、15日22時30分頃、時速150キロという強風や強雨、降雹、落雷に見舞われた。被害が特に酷かったのは「微小爆発(microexplosão)」と呼ばれる現象が起きた地区(同市の約30%)で約1200軒の建物の屋根が飛ばされ、四つの学校や考古学博物館、市保健局が入っている建物、保健所2カ所なども被害を受けた。被災者は1万5千人とされている。

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