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ルーラ=中銀総裁真っ向から批判=自らの再出馬ほのめかす=専門家らは独立性を擁護

18日の取材時のルーラ大統領(Ricardo Stuckert/PR)
18日の取材時のルーラ大統領(Ricardo Stuckert/PR)

 ルーラ大統領(労働者党・PT)は18日、中央銀行のロベルト・カンポス・ネット総裁に関して、「一方の政治の側に立ち、国に害を与えている」と発言し、波紋を広げている。大統領はさらに、大統領選への再出馬もほのめかしている。同日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
 ルーラ大統領の発言は、18日朝、CBNラジオのインタビューで飛び出したものだった。この取材でルーラ氏は、「中銀総裁は独立性の能力を示しておらず、自分で政治的な意向を示している。本来の彼の役目は、国を助けることなのに、国に害を及ぼすことの方がはるかに多い」と苛立ちを隠さなかった。

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