【既報関連】4月末からの豪雨で甚大な被害を受けたリオ・グランデ・ド・ノルテ(RS)州では、被害の実態解明が追い付かないところがある上、新たな雨による先行き不透明感や不安の高まりも出ている。
新たな実態報告が出たのは養蜂業界で、21日付アジェンシア・ブラジル(1)によると、RS州農業・メリポニ栽培連盟がミツバチ観測所やブラジル農業研究公社(Embrapa)、農務省との協力で行った調査で、西洋ミツバチと針なし蜂だけで少なくとも1万6900の巣箱の完全損失が20日までに確認されたという。各巣箱には平均5~8万匹のミツバチがいる。