【既報関連】世界最大級の熱帯性湿地パンタナルでの火災急増を受け、連邦政府が環境監視機関による消防活動強化のため、1億レを開放することなどを決めたと25日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
これは、24日に開催されたパンタナルの火災に関する特別対策室の会合で取り扱われたもので、火災の抑制のための緊急措置として、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)やシコ・メンデス生物多様性保全研究所(ICMBio)による消防活動支援に1億レの開放と、Ibamaの消防士50人と国家治安部隊(FN)の消防士60人の増員も決めた。パンタナルでは現在、Ibamaの消防士175人、ICMBioの消防士40人、海軍兵士53人が現地の警察や消防と共に活動している。