ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は22~23日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル大講堂で、日本移民116周年記念「第57回コロニア芸能祭」を開催した。2日間にわたり、約130演目が披露され、約2800人が来場。日本の伝統芸能を満喫した。
23日に行われた開会式で挨拶に立った文協芸能委員長の加藤ロベルト孝幸さんは、「芸能祭は伝統芸能を楽しむだけでなく、18日の日本移民の日をお祝いするという大切な開催意義があります」と述べ、文協評議委員長の山下譲二さんは、「芸能祭無しでは移民の日を祝っている気がしない」と日系社会におけるコロニア芸能祭の重要性について語った。同祭実行委員長の楠本留巳さんは、開催協力者への感謝を述べた。