月に一度開催される日本歴史講座(宮村秀光主催)で今月扱うテーマは第二次世界大戦中に起きた「サントス強制退去退去事件」だ。本講座は、29日午後2時からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区にある日本語センター(R. Manoel de Paiva, 45)で行われる。普段はブラジル日本文化福祉協会で行われている為、会場には注意を。おにぎり、ソフトドリンク、おつまみ等、立食で話し合える持ち寄り形式。
宮村会長が先日、清和友の会で実施したツアー企画「日系社会遺産遺跡巡り」でサントス強制退去事件の跡地を巡った。このツアーには総勢72人が参加し、参加者からの満足度が高かった。7月25日、ブラジリアで行われる本事件に関する恩赦委員会に向けて、今回の講座が実施されるという。
当日は、同事件の当事者の体験談や、恩赦委員会実施を訴え続けているブラジル沖縄県人移民塾の宮城あきら代表や沖縄県人会元会長の島袋栄喜さんらも参加予定だ。
奥原マリオ純さん制作の勝ち負け論争をテーマにしたドキュメンタリー映画「闇の一日」(2012年)を上映予定。
更に、現在、沖縄県人会(高良律正会長)が25日の恩赦委員会の参加ツアーを募集している。本ツアーの説明も当日行われる。
また、次回の清和友の会主催の遺跡巡りツアーは本事件に関連してアンシエッタ島を8月に巡る。こちらも説明が行われる。
講座の問い合わせは、宮村さん(電話11・98296・8834)まで。
恩赦委員会ツアーへの問い合わせは、宮原スエミさん(電話11・99633・6791)、高良会長(11・97576・4299)まで連絡を。