サッカーブラジル代表(セレソン)の様子がおかしい。これはドリヴァル・ジュニオル新監督後のチームに対して言っているのではない。それ以前から、正確には2022年サッカーW杯以来からのことを指している。
具体的に何のことかというと、ある時期からのセレソンの試合で拙攻が目立っているのだ。その顕著な例となったのが24日に行われたコパ・アメリカでのコスタリカ戦。この試合でセレソンは74%もボールを支配し、相手にシュートを2本しか打たせず19本もシュートを放った。普通なら一方的なワンサイド・ゲームのはずなのだが、最終的なスコアは0対0の引き分け。積極的に動いて徒労に終わるような、見ていて虚しさの残る試合だった。