ブラジル日本商工会議所(小寺勇輝会頭)は21日、サンパウロ市のラゲット・スティロ・サンパウロ・ホテルで定例懇親昼食会を開催した。今回は特別ゲストにサンパウロ州経済開発庁長官のジョージ・リマ氏を迎え、タルシジオ・デ・フレイタスサンパウロ州知事の政権下でどう経済開発するかの展望が語られた。約140人が参加し、日本に駐在経験がある親日家のリマ氏の話に耳を傾けた。
リマ氏はPUC大学(ミナスジェライス州)機械工学科卒業。SUDECAP(資本開発監督局)、ヴァーレ(鉱山会社)、Cushman Wakefield会社の最高経営責任者(CEO)などを歴任し、現知事の友人であったことから政治の場に登壇した。州経済開発では「政治よりも現場のテクニカルな側面を重視している」との信条を述べた。