ブラジルとアルゼンチンの首脳間の緊張がますます高まっている。アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は7〜8日にパラグアイで開催されるメルコスル首脳会議への欠席を決めたが、ブラジルで開催予定の保守政治活動協議会(CPAC)には出席することを明らかにした。同会議は6〜7日にブラジル南部サンタカタリーナ州のリゾート地、バルネアリオ・カンボリウ市で行われ、ボルソナロ前大統領(自由党・PL)とボルソナロ支持者が一堂に会する予定だ。これはミレイ大統領にとり、初のブラジル訪問だが、ルーラ大統領(労働者党・PT)との会談は予定されておらず、ブラジル政府関係者の懸念を引き起こしていると、1日付フォーリャ紙など(1)(2)が報じた。
エドゥアルド・ボルソナロ下議(PL)は、ミレイ氏はCPACに出席し、ボルソナロ前大統領と二者会談する予定だとXに投稿した。