芭蕉白河の関俳句賞の募集開始=海外の部2句で自由題、9月15日まで

芭蕉白河の関俳句賞ポスター

 福島県白河市の芭蕉白河の関俳句賞実行委員会が主催する「第6回芭蕉白河の関俳句賞」が今年も開催されるに当たり、投句の募集が7月1日から始まった。
 「海外の部」(海外在住の高校生以上)では投句数が一人2句まで、俳句の題材の縛りを失くしたので自由に詠めることになった。投句料は無料。投句方法はインターネット、または本紙5面に掲載した投句用紙に記入の上、同実行委員会事務局まで直接に郵送、もしくはブラジル福島県人会を通して投句すること。
 能因法師の歌「都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」に代表される通り、この俳句大会は古の俳人が歌心をかきたてられる地「白河の関」という存在を地域の文化芸術資源として再認識し、白河市文芸文化の向上を図り、史跡を広くPRすることを目的に開催される。
 募集期間は7月1日(月)から9月15日(日)まで。作品選考は10~11月中まで。選考委員は一般の部及び海外の部が2人(鈴木太郎氏、佐怒賀直美氏)表彰は、海外の部では大賞(副賞及び賞状)、特選(副賞及び賞状)、秀逸(副賞及び賞状)、入選(賞状)となっている。
 結果発表や受賞作品は、白河市公式ホームページ及び広報誌、新聞各紙に発表する。表彰式当日投句会は来年1月19日(日)に開催される。海外の部は毎回発刊される句集で全句掲載される。
 ブラジル福島県人会(佐藤フランシスコ紀之会長)で受付け担当を務める渡辺三男さんは、「俳人の皆さん、今年もぜひ奮ってご応募ください」と呼びかけている。今年3月には、初めての海外の部表彰式が対面で開催されたばかり。
【直接に応募する場合の郵送先】郵便番号961―8602 福島県白河市八幡小路7番地1 白河市役所文化振興課「芭蕉白河の関俳句賞」係
【福島県人会の連絡先】▼郵便物送り先(Associação Fukushima Kenjin do Brasil Rua da Glória, 721 – Liberdade, São Paulo, Brasil 01510-001)▼電話(11・3208・8499)▼メール(fukushimakenjinsp@gmail.com

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