リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、矢野ペドロ会長)主催の第45回七夕祭りが6日(土)、7日(日)、サンパウロ市リベルダーデ広場とガルボン・ブエノ街を中心に開催される。約60本の竹を沿道に立て、約200本の吹き流しを盛大に垂らす予定。数万の願い事を書いた短冊が今週末に飾られる。
今年も丹下セツ子太鼓道場、平田ジョエやパメラ・ユリほかリリカなどの歌手、琉球国祭り太鼓、長崎龍踊り、シャンシャン傘踊り、パレーダ太鼓、リズム体操、レキオス芸能同好会、ラジオ体操、太鼓演奏、舞踊、バンド演奏など2日間にわたって約40演目がリベルダーデ広場特設舞台や舞台前の路上で披露され、大阪橋(ガルボン・ブエノ街)上に約30軒の屋台も並ぶという。
6日午後2時からの開会式では南米神宮の逢坂和男宮司による祈祷が、ガルボン・ブエノ街の大鳥居下等で行われる。舞台の見世物は6日午前10時~午後6時。7日午前10時~午後6時。
恒例の短冊も販売され、白は平和、ピンクは愛、黄色はお金、緑は希望、青は健康、赤は感謝の願い事を捧げる用のもの。同協会は「ぜひ皆さん、今年も七夕で日本の風情を楽しんでください」と来場を呼び掛けた。
当日竹に吊るされる盛大な吹き流しは、例年、この行事が終わったすぐ後から作り始められる。関係者各自が自宅でコツコツと折った色紙を、年末ぐらいに持ち寄ってつなぎ、吹き流しの形に整えていくという。