82歳が孫娘を10年間レイプ=「警察に話せば全員殺す」と脅迫

犯行は10年間に及んだ(4日付ジュスチッサ・アオ・ミヌトの記事の一部)
犯行は10年間に及んだ(4日付ジュスチッサ・アオ・ミヌトの記事の一部)

 サンパウロ州セルキーリョ市で3日、82歳の高齢者が孫娘を10年間強姦していた疑いで逮捕された。警察によると、容疑者は孫娘である16歳と14歳の少女、また親族で4歳の児童に性的虐待を加えていたとして捜査されている。3日付フォーリャ紙など(1)(2)(3)が報じた。
 この事件は被害者の1人の家族が事情を知り、警察に通報したことで明らかになった。犯行は同市中心部にある老人宅で行われ、少女らの母親が仕事で留守になる夜間を狙って犯行に及んでいた。この老人の名前は公表されていない。
 事件を担当するエメルソン・ジェズース・マルチンス警部によると、16歳の孫娘は、6歳の頃から祖父に虐待されていた。容疑者に対する被害届は4件出されており、3件は弱者に対する強姦罪、1件は強要罪である。警察への訴えを知った容疑者は、被害者が証言しないように脅し始めたという。
 マルチンス警部は「容疑者は銃を持っていて、『警察に話したら全員殺す』と言って少女らを脅していたため、何年も明るみにならなかった」と説明した。
 警部によれば、この老人は16歳の孫娘だけをレイプしたことを自白しており、少女に金を渡したとも供述しているという。
 拘留審問の後、裁判所によって許可され、容疑者はソロカバ市の拘置所に連行された。

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