相次ぐ騒動で知られるカルラ・ザンベッリ下議(自由党・PL)が黒人の有名女性下議を、歴史に残る奴隷制時代の黒人の名で呼び、新たな訴訟問題に発展しそうだと、3日付CNNブラジル(1)が報じている。
問題となったのは2日、ネットの生放送で行ったザンベッリ氏の発言だ。ザンベッリ氏はこの時、アラゴアス州マセイオで行われたG20諸国の女性議員の国際会議で発言する機会を持てなかったことを不満とし、「女性局が私を除外し、発言する権利を与えなかった。チカ・ダ・シルヴァ氏は発言の機会を持っているのに」とし、ベネジタ・ダ・シルヴァ下議(労働者党・PT)のことを、18世紀に実在した有名な解放奴隷の女性の名で呼び、物議を醸した。