7日、ルーラ大統領(労働者党・PT)はフランスの議会選で左派連合が極右勢力に逆転して第1勢力となったことに歓喜し、「民主主義の勝利」と褒め称えた。大統領は翌8日のメルコスル会議でも、ウルグアイがクーデターに屈しなかったとして賛辞を送った。7日付アジェンシア・ブラジル(1)などが報じている。
フランスの議会選挙は、先週行われた一次投票の時点では極右政党の国民連合(RN)が第1党となると見られていた。だが、7日の第二次投票の結果、第1党となったのは、一次投票の時点では2位で追っていた左派の新人民戦線(NFP)で、182議席を獲得。マクロン大統領の中道連合「アンサンブル」が163議席で2位、RNは票が伸びず、143票で3位に終わった。