ブラジルは米国不法移民の出発点=安易な難民申請を悪用して

「米国不法入国の出発点としてブラジルを利用」と報じる6日付けジョルナル・ナショナルの一部
「米国不法入国の出発点としてブラジルを利用」と報じる6日付けジョルナル・ナショナルの一部

 ブラジルでの難民認定数が著しく増加しており、2023年には倍増した。だが多くの難民はブラジルに留まる意志を持っておらず、米国不法入国の出発点として利用していると6日付イン・マガジンなど(1)(2)が報じた。サンパウロ州空港で難民申請を行い、ボリビアなどの中継国9カ国を横断して米国を目指すのだが、このルートはベネズエラ人などの犯罪組織によって支配され、不法移民らは恐喝や暴力のリスクにさらされている。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

最新記事