リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)は6日(土)と7日(日)、「第45回七夕祭り」をサンパウロ市リベルダーデ広場とガルボン・ブエノ街を中心に開催した。会場には約60本の竹が立てられ、笹に無数の短冊が結び付けられた。特設ステージでは日本芸能やJpop関連のアトラクションが披露された。約30軒の屋台で短冊が販売され、ポルトガル語で願い事が書き込まれ、笹に結わえられた。日本食屋台にも来場者が群がっていた。
両日とも晴天に恵まれ、朝から晩まで会場一帯は観光客で大賑わいとなった。特に特設舞台周辺と屋台が並んだ大阪橋上周辺は観光客でごった返していた。6日午後2時から大鳥居下で、南米神宮の逢坂和男宮司による祈祷で祭り会場を清めた後、パラーダ和太鼓と長崎龍踊りが広場まで観光客に開幕を告げるように太鼓を鳴り響かせて行進すると、沿道の観光客は一斉にセルラーをかざして撮影していた。