《記者コラム》ブラジルにもスポンジシティ=リオ市が条例整備を開始

他の国で造られたスポンジシティの一例(©Foto Divulgacao escritório Turenscape)

 ブラジル南部では雪や霜、氷雨などといった言葉が聞かれる一方で、日本では最高気温40度などという信じ難い猛暑が続いている。リオ・グランデ・ド・スル(RS)州の大水害後も世界各地で大洪水が起き、カリブ海諸国や米国でのハリケーン被害の報道に接する度、地球温暖化や都市のヒートアイランド現象などの怖さを思い出す。
 小学生時代、夏休みの課題で水草の観察を行った時の最高気温は31~33度だった。北半球の熱波や日本の最高気温の報道を聞く度、いま世界で何が起きているのかと考えてきた。これらの原因がヒートアイランド現象だと知ったのはいつのことだったろう。

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