地理統計院(IBGE)は10日、6月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は予想を下回る0・21%の上昇で終わり、前月の0・46%より鈍化したと発表した。これは食料品とサービスの価格上昇が弱まったためだが、過去12カ月間の累計上昇率は4・23%で、5月までの累計の3・93%を上回ったと、同日付CNNブラジルなど(1)(2)が報じた。
ロイターの世論調査では、6月のIPCAの上昇率は0・32%と予測されていたが、実際は0・21%に止まった。同様に、過去12カ月間の累計も、4・35%という予測を下回る4・23%に止まった。