【既報関連】4月末からの豪雨で甚大な被害を受けたリオ・グランデ・ド・スル(RS)州では、ポルト・アレグレに新たな収容施設ができるなど、家や資財を失った人へのフォローや再建・復興に向けた動きが続いているが、支援が必要な人達の登録作業が終わっていない自治体もあるなど、未曽有の大水害の影響が色濃く残っている。
RS州を含む南部や南東部は先日来、厳しい寒さに見舞われ、山間部を中心に降雪や降霜、氷雨などが起きている。また、大水害から2カ月以上経った今も、ネズミの尿などで汚染された水や土壌に触れたことで生じるレプトスピラ症による死者が出ている。