【既報関連】11日に連警が捜査を行った、ブラジル情報庁(Abin)の違法スパイ疑惑に関し、ボルソナロ前大統領がアレッシャンドレ・ラマジェン長官(当時)と長男フラヴィオ上議をリオ州議時代のラシャジーニャ(ピンハネ)疑惑の捜査から守るための会議を行っていたことや、11日に逮捕された容疑者が最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事の殺害を望んでいた嫌疑が浮上した。同日付G1サイト(1)などが報じている。
連邦警察は11日に、Abin元職員のジアンカルロ・ゴメス・ロドリゲス容疑者やマルセロ・アラウージョ・ボルメヴェッチ容疑者ら5人を逮捕した。容疑者らは「並行Abin」と呼ばれる組織のメンバーで、前政権内の非公式通信グループ「憎悪部隊」と協力し、不正なスパイ行為を行っていたとされている。(2)