文協=桜祭り開幕で記念植樹=コチア青年が茶室修復

中沢氏と野上副領事(文協国士館公園内コチア青年の広場の茶室「村田庵」横のつくばい前)

 ブラジル日本文化福祉協会(文協)は6日、サンパウロ州サンロッケ市カルモ区の文協国士館公園で第27回桜祭りの開幕式を行った。同公園内の「コチア青年の広場」では、先の強風で傷んだ茶室「村田庵」の修復工事が終わり、コチア青年と在サンパウロ総領事館の野上由佳副領事が、新種のお茶の苗木とミニ桜の苗木を記念植樹した。広場の整備が進んだことで、コチア青年らの活動が活発化し、次世代への「コチア精神」の継承に取り組む機運が高まっている。

 開幕式では、石川レナト文協会長が開幕挨拶を行い、その後、野上副領事が登壇し、「日本では一年の行事の中でも桜の咲く時が最も心待ちにされています。今日は来場者の皆さんと花見をし、活力に満ちた多様な文化交流ができることを心から嬉しく思います」と述べた。

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