連警捜査=疑惑の会議音声を公開=前大統領も波紋呼ぶ発言=問われる内容の違法性

録音書き起しの一部(Reproducao)
録音書き起しの一部(Reproducao)

 【13日の続報】15日、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事がブラジル情報庁(Abin)の違法スパイ容疑の捜査に関し、アレッシャンドレ・ラマジェン長官(当時)とボルソナロ前大統領らが参加した会議の録音を公開する許可を出し、各メディアがその全文を掲載した。録音の内容は、ボルソナロ氏が長男フラヴィオ上議にかけられていたリオ州議時代のラシャジーニャ(ピンハネ)疑惑を認めながらも、捜査に干渉しようとしたと受け止められる様子が伺えるものとなっている。とはいえ、会議で話しただけであり、それが不正の証拠になるのかどうかがこれから問われそうだ。

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