梶裕貴、「ALI」ら来伯出演=アニメフレンズ、14万人来場

記者会見で来伯の感想を語る梶裕貴さん

 ラテンアメリカ最大のアジア系ポップカルチャーイベント「アニメフレンズ」が18~21日、聖市サンタナ区の「Distrito Anhembi」で開催された。人気アニメ『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーの担当声優などで知られる梶裕貴さんや、人気アニメの主題歌を手掛けたバンドが多数来伯出演した。主催者によれば4日間で延べ約14万人が来場した。

 梶裕貴さんはトークイベントやファンとの交流会を実施。記者会見で「ブラジルに多くの日系人の方が住んでいることは知っていましたが、想像以上の規模で驚きました。サイン会で交流をした皆さんは日本語が上手で、日本に親しみをもってくれていることが伝わってきて、ブラジルのことがもっと好きになりました」と語った。
 メインステージの大トリを務めたのは、人気アニメ『呪術廻戦』の主題歌「Lost in Paradise」などで知られるバンド「ALI」。アニメソングダンスグループ「リアルアキバボーイズ」とのコラボや、ポルトガル語楽曲「Mas que nada」の披露で会場を沸かせた。

 会場には日本から訪れたファンの姿も。アイドルグループ「わーすた」を追いかけて来伯した茨城県在住の男性は「日本のファンは熱量があっても表には出さないが、ブラジルのファンはとても積極的に想いを表現する。私もブラジルのファンの熱量に押されました」と驚いた様子だった。
 来場者の聖市在住のフェリペさん(36歳)は「日本から参加したバンドのラインナップがとてもよかった。来年はどんなバンドが来るのか楽しみ。息子と甥を連れて一緒に来たい」と語った。
 次回のアニメフレンズは来年7月4~6日に行われる。

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