「最高のステージ届けられた」=ClariS、ブラジルで初ライブ

ライブステージでの「ClariS」
ライブステージでの「ClariS」

 ラテンアメリカ最大級のアジア系ポップカルチャーイベント「アニメ・フレンズ」が18~21日、サンパウロ市で開催された。20日には、人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌などで知られる女性2人組ユニット「ClariS」が登場。大盛り上がりとなったライブ終了後、クララさんとカレンさんに感想を聞いた。
 ライブの感想についてクララさんは「みなさんすごく温かく迎えてくれて、私たちもテンションが一気に上がりました。みなさんと一緒に楽しめたと思います」と充実感のある表情で語り、カレンさんは「海外公演では最大となる曲数を披露させてもらいました。観客の皆さんが全身で楽しさや好意を表現してくれて、すごく嬉しかったです。皆さんの盛り上がりのおかげで最高のステージをお届けすることができたと思います」と語った。
 アニメ・フレンズではファンとの交流会も実施。2人はファンとの交流を通じてブラジルでの日本文化の浸透についても実感したという。クララさんは「日本語で話してくれる方が多く、日本語で『デビュー当初から応援していて、どの楽曲も素敵で』と伝えてもらえたことが嬉しかった。日本から一番遠い場所なのに、なんだかすごく近く感じられる時間でした」と語った。カレンさんは「日本のアニメの影響力ってすごいなと思いました。アニメがなかったら私たちがここに来ることはなく、改めてアニメとの出会いに感謝しました。アニメと出会ってくれたブラジルの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
 2人は今回が初めてのブラジル公演。印象に残っているものについて聞くと、甘いもの好きなクララさんは「練乳ソースの『ドッセ・デ・レイチ』にはまっちゃいました。ホテルの朝食でもワッフルにかけてます」と語り、クララさんは「シュラスコがすっごく美味しかったです。味付けは全部シンプルなのにとても美味しくて忘れられないです」と語った。ストリートアートで有名なサンパウロ市のバットマン通りも訪れ、その豊かな表現スタイルに感銘を受けたという。
 最後にブラジルでの再公演の想いについて聞くと、2人は「来たい!帰りたくない!」「まだブラジルを100分の1も楽しめてない気がするんです。今回の短い滞在でこんなに楽しいってことは、色んな場所に行ったら絶対もっと好きになるはずです」と語った。

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