サンパウロで女性弁護士が人種差別発言で逮捕

ファビアニ容疑者(Reproducao)
ファビアニ容疑者(Reproducao)

 サンパウロ市南部の富裕地区モルンビのバーガーキングで7月25日、弁護士のファビアニ・マルケス・ゾウキ容疑者が逆上し、従業員5人に暴行を加えた上、黒人のスーパーバイザーに「汚いサル」などの言葉を浴びせ、人種差別と暴行の現行犯として逮捕された。この時の映像は動画で拡散され、話題となった。スーパーバイザーのパブロ・フェレイラさんは5日後の取材時も怒りが収まらず、「あの行為で不快になった全ての人に謝るべき」と語っている。ポルシェを傷つけられ、逆上してバイク運転手を殺した企業家に続き、富裕者の失態が話題だ。(1)

最新記事