国際協力機構(JICA)が中南米日系人を対象とする留学支援事業「2025年度日系社会リーダー育成事業」の参加者を募集している。伯国からの申し込み締め切りは9月5日まで。
同事業の目的は中南米日系人への日本留学支援を通じて、各地域の日系社会リーダーを育成すること。事業参加者には渡航費や滞在費、学費の実費援助が行われる。
募集対象地域はアルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、チリ、ドミニカ共和国、パラグアイ、伯国、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、メキシコ。
応募要件は(1)概ね3世までの日系人であること(2)25年4月1日現在で40歳未満であること(3)大学卒業者(卒業見込含)(4)日本の大学院に在籍、入学が決定している者、大学院入学を目指し、入学希望先から受入れの内諾を得ている者、入学試験に合格した場合の受入れについて内諾を得ている者(5)日常生活に支障のない日本語能力を有する者など。
募集人数は10人。伯国からの応募はJICAブラジル事務所が受付窓口となる。応募方法は必要書類を揃えてJICAブラジル事務所に郵送すること。9月5日に書類選考が行われ、13日に選考結果が発表される。その後20日に面接試験が行われ、10月下旬~11月上旬に最終選考、11月中旬に最終合否通知が行われる。
事業詳細はJICAサイト(https://www.jica.go.jp/Resource/brazil/portuguese/office/activities/nikkeis01_01_02.html)から確認できる。