南極の猛暑が原因で寒冷前線発達

南極の気象異常を伝えるグラフ(Climate Change Institute/Universidade do Maine)
南極の気象異常を伝えるグラフ(Climate Change Institute/Universidade do Maine)

 今週に入り、暑くなり始めたばかりのサンパウロ市。だが、それもつかの間、早くも次の寒冷前線が接近して、9日には最高気温が20度を下回る寒さになるという。今回の寒冷前線発生は、南極が平年より最大で30度ほど暑いという異例の高温に見舞われ、氷が溶け始めたことで冷気が発生しているためだという。暑い日が長く続かないのはあり難くはあるが、その原因となっている明らかな異常気象は心配。長い目で見て考えていかなくてはならないか。(1)

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