サンパウロ市長選=司法命令でマルサルSNS停止=新設で対抗、1日で200万フォロワー

パブロ・マルサル候補(左)とタバタ・アマラル候補(右)(26日付ヴァロール紙の記事の一部)
パブロ・マルサル候補(左)とタバタ・アマラル候補(右)(26日付ヴァロール紙の記事の一部)

 サンパウロ市長選候補のタバタ・アマラル氏(ブラジル社会党・PSB)とパブロ・マルサル氏(労働刷新党・PRTB)が、選挙戦の行方を大きく変えかねない法廷闘争を繰り広げている。インスタグラムのフォロワーだけで1314万人を数える有名インフルエンサーのマルサル氏がSNSを不適切に利用しているとするタバタ氏の訴えを受け、選挙地域裁がアカウント停止を命じる仮処分を出したのに対し、マルサル氏がその決定を不服とし、決定から48時間も経たない内に異議を申し立てた。マルサル氏は既存のアカウントや新しく作成したプロフィールを用い、SNS上でメッセージや動画の投稿を続け、ライブ配信も行っている。26日付ヴァロール紙など(1)(2)が報じた。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

最新記事