午前4時、夫のペニス切断=離婚申し出が引き金か

被害者は局部を完全に失った(3日付ポルタル・ド・オランダ・サイトの記事一部)
被害者は局部を完全に失った(3日付ポルタル・ド・オランダ・サイトの記事一部)

 リオ州沿岸部サクアレマ市で、36歳の男性が妻に男性器を切り落とされる事件が発生した。被害者が妻に離婚を申し出たところ、妻がそれを受け入れずに憤慨して犯行に及んだという。男性は病院に緊急搬送されたが、陰茎は根元で完全に切断されており、再建の可能性はないという。2日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
 事件は8月31日(土)の午前4時頃、リオ・ダ・アレイア地区で発生。警察に助けを求めたのは妻の連れ子である少年で、義父の苦痛の叫び声で目を覚ました。
 被害者の男性はノッサ・セニョーラ・デ・ナザレ病院で手術を受けて入院しており、容体は安定しているという。
 警察によると、容疑者は犯行現場から逃走し、9月2日になって弁護士と一緒に警察に出頭したという。
 警察の取調べに対し、容疑者は口論中にナイフで夫を傷つけたことは認めたが、体のどの部分に刃が当たったのかは分からないと供述。また、夫からの家庭内暴力を受けており、正当防衛を主張した。事情聴取の結果、彼女は釈放されたが、捜査は続いている。
 この事件は、恒久的な身体障害を伴う傷害事件として登録され、刑罰は2〜8年の禁固刑となる可能性があるという。
 犯行に使われたナイフは見つかっておらず、容疑者はその凶器をどこに置いたか分からないと主張したという。
 警察は、容疑者がまだ告発されていない理由として、法医学研究所(IML)の鑑定書が必要であり、それは被害者の医療報告書のデータ分析後に発行されるためだと説明した。
 容疑者の弁護側は声明で、「彼女は常に家庭内暴力の下で生活しており、深く動揺している。自発的に警察署に出向き、必要な説明をすべて行い、身体検査も受けた。我々は、正義が公正に適用されると信じており、捜査の過程で真実が明らかになると確信している」と述べた。

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