JICA横浜=定住型日系伯人の今を講演=オンラインセミナー29日

 JICA横浜海外移住資料館は日本時間29日(日)午前11時~12時30分、オンライン会議アプリ「Zoom」上で、オンラインセミナー「定住型日系ブラジル人と日本の地域社会―豊田市での多文化共生と次世代育成―」を行う。事前登録制500人まで参加可能。椙山女学園大学の小林かおり准教授が講師を務める。
 講師の小林准教授は、第四回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」募集のエッセイ・評論部門優秀賞受賞者。エッセイでは伯国へ渡った日本人移民が、伯国に定住し、その子孫が「デカセギ」として来日するようになった経緯、デカセギの定住化が進む豊田市での次世代交流の事例を論じた。
 講演では、エッセイの内容に加え、今年5月から豊田市で新たに開始した産官学連携プロジェクト「豊田市発!産官学連携による在留外国人定住化に向けた多文化共生次世代育成」(トヨタ財団特定課題)の事例を通じて豊田市の多文化共生の現在と未来の構想について語る。
 参加申し込みは参加登録フォーム(https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_uPB8qccTQnKBY_ZeALumJQ)から行う。問い合わせは同資料館(メールjomm02@jadesas.or.jp)まで。

イベント告知画像

最新記事