京都大学人と社会の未来研究院は13日午後2時から午後4時30分、日本を代表する経済学者・宇沢弘文氏(1928年~2014年)の提唱した「社会的共通資本」について議論するフォーラムをサンパウロ市ブタンタン区のサンパウロ大学(USP、Rua da Praça do Relógio, 109)で開催する。USPリサーチイノベーションセンター、同高等研究院、京大Beyond二〇五〇構想室、宇沢国際学館共催。
フォーラムでは「社会的共通資本」が環境、経済、移民、食品、医療など様々な分野でどのように関連し、社会に恩恵をもたらしているかを議論する。日本語とポルトガル語の同時通訳付き。
フォーラムには宇沢国際学館代表で宇沢氏長女の占部まり氏がモデレーターとして参加。パネリストとして、日本から京都大学舩橋真俊特定教授、京都大学渡邉文隆非常勤研究員、りんくう総合医療センター南谷かおり健康管理センター長が出席する。ブラジルからは、日本食レストラン「藍染」の白石テルマシェフ、サンタクルス日本病院の西国幸四郎理事、USPのパウラ・ペレーダ教授、タイス・マウアヂ教授が参加。林禎二駐ブラジル日本国特命全権大使も出席予定。