サンパウロ蘭協会(AOSP、森本ルシア会長)が主催する第106回蘭展が13日(金)と14日(土)午前9時から午後6時、15日(日)のみ午後5時まで、サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本文化福祉協会文化スペース(R. São Joaquim, 381)で開催される。入り口はガルボン・ブエノ街596番から。会員生産者による恒例の即売会に加え、初心者向けの無料講習会(午前10時、午後1時、午後3時)も行われる。入場無料。
会場の特別に仕切られた区画で行われる蘭展では、会員が最高の作品約1千点を持ち寄って競う。ミルトニアの改良種、デンドロビウムの原種、カトレア・アメジストグロッサなど春の蘭を中心に展示される。
同協会は1967年に設立され、翌年から年2~3回蘭展を開催している。コレクターが育てた自慢の作品の展示だけでなく、15もの生産業者が提供する、珍しい原種や原産国ならではの数々の立派な鉢物、10レアルからの苗、栽培材料などを直接購入できる。蘭協会では「ぜひ週末にご来場を」と呼びかけている。