今日も忙しい一日になった。ボベスパ指数は最近の取引セッションのパターンを踏襲し、昨日の終値（0.27％上昇）を覆し、0.48％下落して134,029.43ポイントとなり、647.32ポイントの損失となった。これで6取引セッション連続のプラスマイナス交替となり、前日の再現はない。一方、コマーシャル・ドルは昨日に続いて下落し、今度は0.51%下落の5.61レアルとなった。中長期金利（DIs）は全体的に上昇した。
木曜日もまた、激しい経済指標が続く一日となった。ブラジルの小売売上高は、6月に今年初の落ち込みを見せた後、7月に再び伸びた。前月は0.9％減（改定値）だったが、7月は0.6％増となった。ASAのエコノミスト、レオナルド・コスタ氏は、「小売業が好調であるにもかかわらず、3Q24のスタートは減速を示している」と見ており、3Q24のGDP成長率鈍化に引き続き賭けている。
PicPayのエコノミスト、イゴール・カディルハック氏は、今年後半は「予想以上のダイナミズムで始まり、加熱する労働市場、賃金の伸び、消費者信用の拡大、適度に抑制されたインフレが家計消費を持続させると考える」と言う。これらの要因は、高金利の長期的な影響を相殺するはずだ。同氏は、昨日発表されたサービス業の躍進と貿易拡大の安定が「工業の落ち込みを相殺するはずだ」と予想している。
政治面では、下院は本日、経済17部門に対する給与税免除の終了と、人口15万6,000人以下の市町村におけるINSS税率全額徴収への3年間の移行を提案する法案の採決を最終決定した。法案は承認され、大統領に送付される。この法案は長時間に及ぶ交渉の結果であった。フェルナンド・ハダジ財務大臣は、この法案を「重要な勝利」と評し、承認を祝ったが、さらなる交渉の可能性は否定しなかった。
ハダジ財務相はまた、国を破壊している火災について懸念を表明し続けている。ハダジ氏は、広がる火災による経済への悪影響を警告している。今のところ、収穫は大きな悲劇を免れている。
外国の株式市場
アメリカでは、ニュースは引き続きまちまちである。生産者物価指数（PPI）は、7月の横ばい（0.0％）から8月は前月比0.2％上昇とやや加速したが、12カ月率は7月の2.1％から8月は1.7％上昇と勢いを失った。また、週間失業保険申請件数は予想を上回った。
誰もが来週の米連邦準備制度理事会（FRB）の金融政策決定を待っている。ニューヨークの株価指数は、昨日に引き続き急騰した。
欧州と同じだ。欧州中央銀行が主要金利を0.25％引き下げた後、市場はプラスで引けた。欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁は、金利は明らかに低下傾向にあるが、そのペースはまだ不透明であると述べた。
ヴァーレは再び上昇、ペトロブラスは下落
マクロ情勢が慌ただしい中、B3の取引も企業ニュースに反応しなかったと考える人は大間違いだ。その好例がペトロブラス（PETR4）で、国際原油価格が最高値を更新したにもかかわらず、1.13％下落した。この石油会社にとって、木曜日の営業開始まで30分かかるという異例の一日だった。この下落は、ゴールドマン・サックスが目標株価と配当予想を引き下げたことによる。
銀行もまたマイナスとなり、BB（BBAS3）が1.13％下落した。イタウ・ウニバンコ（ITUB4）は1.10％、ブラデスコ（BBDC4）は0.45％、サンタンデール（SANB11）は0.97％下落した。B3 (B3SA3)は0.66%下落し、BofAによる中立への推奨引き下げを受けている。
一方WEG (WEGE3)は、トルコの産業・商業用電気モーターメーカーVoltの買収を受けて0.36%下落した。
IBOVの下落は、ヴァーレ(VALE3)が0.90%上昇し、昨日の3%近い上昇をさらに上回ったことがなければ、さらに悪化していた可能性がある。JPモルガンの分析部門はブラジルの建設会社のカバレッジを修正し、2025年の目標株価を新たに設定した。注目銘柄のうち、低所得の建設会社ディレシオナル（DIRR3）とキューリー（CURY3）はアナリストのお気に入りで、約32～35％の上昇を提供する可能性がある。それぞれ+1.66%、-0.08%で取引を終えた。
エレトロブラス (ELET3)は、政府との交渉時間の延長を求めた後、1.20%下落した。CVC(CVCB3)も同様で、強く上昇して始まったが、待望の債務延長合意が発表された日に2.67%下落して引けた。
明日は指標発表のない静かな一日になるだろう。しかし、明日は13日の金曜日であり、キリスト教圏の多くの人々が恐れる日である。この恐怖が大衆文化の領域にとどまることが望まれる。
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