連邦議会前に掲げられたブラジル国旗とメルコスル旗(11日付ポデール360の記事の一部)
ブラジル・中国ビジネス評議会(CEBC)が11日に発表した調査報告書によると、現在交渉中のメルコスルと中国間の自由貿易協定(FTA)が締結されれば、ブラジルの国内総生産(GDP)が2035年までに最大1・43%増加する可能性がある。メルコスル加盟国の投資、給与、対外貿易指数も上昇する見込みで、最も恩恵を受けるのは農業関連分野だという。その一方で、国内産業の一部には損失が予測されていると、10日付フォーリャ紙など(1)(2)が報じた。