ブラジルなぎなた協会=世界選手権に5人出場=四段昇進、審判員任免も

左から長谷川知美4段、深水千恵美3段、森田泰江4段、ソフィア・マダレーナTraub チリから参加2級、Eduardo Perreira4段

 第8回世界なぎなた選手権大会が7月13日、アメリカのコロラド州ボルダー市コロラド大学体育館で開かれた。世界16カ国から130人が参加、ブラジルからは5人が参加した。大会後のセミナーを受講して段審査を受験し、エドワルド・ペレイラが4段と審判員、深水千恵美が審判員、西川ルシアーノが初段に合格した。
 ブラジルはパンデミックが始まった2020年から、オンラインで中南米になぎなたの授業を行い、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、メキシコにもなぎなたが普及した。その内、チリとウルグアイでは実地で指導を行い、成果を上げた。このほど行われた国際なぎなた連盟の会議で、2024年7月の選手権大会を持ってチリの正式加盟が決定された。
 ブラジルなぎなた協会(森田泰江会長)は1993年に国際なぎなた連盟に加盟、オンラインで中南米を結び、着実になぎなたを普及した。来年2025年4月にはブラジルに三重県の安井みどり教師を招へいして中南米を対象としたセミナー、段審査会を開催する予定だ。安井教師の来伯は5度目となる。今回も自費でなぎなた指導に当たる。

左がブラジル代表の長谷川選手、審判は森田4段

 ブラジルなぎなた協会は、聖市に12人、マナウス市に4人、サンタカタリーナ州に3人、ソロカバ市に4人、ポルトアレグレ市に5人、計28人の会員を擁している。
 練習は聖市ビラマリアーナ区の栃木県人会館(Rua Capitão Cavalcante, 56)で毎水曜日午後7時から9時まで、聖市アクリマソン区の佐賀県人会館(Rua Pandiá Calógeras, 108)で毎土曜日午前8時から9時45分まで行われている。練習では男性を交えた異種試合、いろいろな音楽に合わせたリズムなぎなたも行われる。詳細は森田泰江会長(電話11・97526・6460)まで。

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